総合病院勤務を考えている看護師もいると思いますが、総合病院に勤務する際には注意点があります。総合病院などの、入院施設のある病院では、夜勤が発生します。夜勤は、2交代制か、3交代制が基本です。2交代制であれば日勤と夕方から朝までの夜勤で、夜勤の拘束時間が長く、生活リズムを整えるのが大変になる為、体調管理や精神的ストレスの発散など自分なりの工夫が必要です。3交代制であれば、日勤夜勤の他に、準夜勤があり、8時間ずつの勤務になります。2交代制より拘束時間は短いものの、夜勤がある以上生活リズムは乱れやすいです。
また、教育制度が充実している一方、研修やセミナーが多く、強制的に参加させられる所もあります。仕事終わりにセミナーに参加しなくてはいけなかったり、休日に開催されていたりなど、自分の時間を削って参加しなくてはいけないこともあり、プライベートな時間の確保ができず、ストレスに繋がることも多いです。
更に、総合病院は移動があります。自分が希望しない科に配属される場合もあります。また、希望通りの科に配属できても、ずっとその科にいられるわけではありません。学びたい分野がある場合、総合病院勤務は向きません。
そして、総合病院には様々な診療科がある分、患者数や看護師の数も病院スタッフの数も多く、人間関係のトラブルが起きやすいと言われています。このトラブルを回避する為にも、普段からのコミュニケーションが重要になります。総合病院で働くメリットも多い反面、注意することも多いです。体調管理だけではなく、ストレスをためない事も大切です。